窓リフォームして住宅版エコポイントをもらおう!

家電エコポイントは皆さんもご存知の通り,デジタルテレビやエアコン,冷蔵庫を購入すると政府からポイントが付与され,商品券や特産品などに交換できるというもの。ただし,普通のテレビやエアコンではダメで,省エネ性能の高いグリーン家電でないといけない。
グリーン家電とは,省エネラベル4☆相当以上の「エアコン」,「冷蔵庫」,「地上デジタル放送対応テレビ」に限定された家電製品のこと。要するに省エネ効果が高く,地球温暖化防止に貢献ができて,地上デジタル放送普及に役立てたい狙いがある

このエコポイントが住宅にも実施されるということが,昨年末に政府で閣議決定され,緊急経済対策として盛り込まれた。ポイントの発行方法や還元方法などの詳細はまだ決まっていない。ただ,住宅は家電と違って金額が多額になるため,ポイントも大きくなることが予想される。

住宅版エコポイント制度の概要は大きく分けて,新築住宅と既築リフォームに分けられる。持ち家や借家,戸建や共同住宅等の別によらず支給される予定だ。新築住宅では,当然ながら一定の省エネ基準を満たしたエコ住宅に限定される。ここでは,既築住宅が対象になるエコリフォームについて簡単に説明しよう。

従来の日本の住宅は断熱性が低く,冬場の暖房時には窓から半分以上の熱が流出しているほどである。夏場の冷房時には外部の熱が窓から流入する割合が70%を超えている。すなわち,開口部(窓)を断熱補強するだけでエネルギーのロスはずいぶん改善されるのである。今回エコポイントが付与されるエコリフォームとは,①窓の断熱改修,または②外壁や屋根,天井または床の断熱改修のいずれかをすることが前提である。単なる水廻りのリフォームでは当然エコポイントは付与されない。窓を中心とした開口部の断熱補強,もしくは屋根や外壁に断熱材を充填する工事が対象となっている。

窓の断熱改修とは,既存の単板ガラスをエコガラスに入れ替えたり,内窓を新設して二重窓にしたり,窓サッシそのものを断熱サッシに交換するというもの。エコガラスとは,ガラス表面に特殊金属膜をコーティングしたLow-Eガラスとよばれるガラスを使用した複層ガラスのことで,より優れた断熱効果を持ったガラスのこと。従来の単板ガラスに比べて熱の流出入を半分以下に抑えることができる。

住宅版エコポイント実施には,国も1990年比温室効果ガス25%削減という高い目標に向け躍起になっている現状がある。一般家庭の住宅から出る二酸化炭素の比率は全体の14%にもなる。ここからの排出を抑えないと到底削減目標は達成できないと見込んでいるのだろう。いずれにせよ,われわれリフォーム業界にとってはエコポイントの恩恵をあやかる絶好のチャンスであることに間違いはない・・・。

ライター:中木村 真宏

この記事にコメントする