マジェスティック
主人公チャールズが事故に遭い、記憶を失って見い知らぬ土地で意識が戻る。
そしてその街の人々に『ルーク』という人物と間違えられ、しばらくその街でルークとして過ごす。
記憶を失ったまま、いろんな人と出逢い少しずつ記憶を取り戻しでいくのだが、チャールズにはその後裁判が待っていた。自分の本心ではないことを発言するよう言われすると罪にならずにすむはずだった。
だが記憶を失いルークとして過ごした時のたくさんの出逢いで学んだチャールズは真実を伝えることを選んだ。
そしてその裁判を見ていた大衆の心を動かす。
最後に主人公チャールズは真実を伝えることで「戦う」ことを選択した。
戦うことは精神的にも肉体的にもエネルギーがいることだ。現代では戦って生きている人がどれくらいいるだろう。世界レベルでも個人レベルでも真実を伝えようとする人の方が少ないように思う。
人は怠惰な生物だ。その先にトラブルが待っていそうなら物事をただ丸く治めようとする。場合によっては受け入れて社会に順応していくことは歳を重ねるにつれ大切なことだが自分の中にある本心や真実を伝えなければいけないこともある。周りに求められることだけしか提供できないなんて発言する意味すら感じない。
自分で信じた道をまっとうし、真実を向き合うことの出来る精神力を持てるよう強くなろうと改めて感じた作品だ。
ライター:紫音